不眠→快眠・熟睡/眠れないときの安眠対策100選

普段使いのその寝具
ちゃんと身体に合ったもの?

安眠のためのグッズ

 いつも使っているモノ、それが安眠を妨げているのかも?

寝具などの普段使いのアイテム、もしかしたらそれが眠れない原因なのかもしれません。
この章では、安眠対策になる普段使いのものや、ちょっとした工夫アイテムを紹介します。

ベッド

 55:布団を見直してみる

毎晩使う布団。こだわる人もそうでない人も、今一度お使いの布団を見直してみてはいかがでしょうか。

値段が高い布団イコール安眠できる布団だとは限りません。

敷布団は硬すぎず、そして柔らかすぎないものがベスト。硬いと寝心地がよくありませんし、逆に柔らかすぎても身体が布団に沈んでしまい、寝返りをうつのも一苦労します。

布団にくるまる猫
▲快適なんだニャ

また掛け布団も重いモノはやはり寝苦しさを感じやすくなるので、軽めで保温性に優れたものを選びましょう。

 56:枕も自分に合ったものを

枕が合わないと眠れない、そんな人いますよね。でもこれって大げさでもなんでもなく真理なのです。

頸椎のカーブを正常な状態で維持するのが枕の役割。頸椎のカーブは、人が立っている状態なら正常な位置に保たれていますが、身体を横たえるとズレが生じます。この頸椎のカーブのズレを直す道具が枕なのです。
身体に合っていない枕だと、頸椎がズレた状態のまま長時間を過ごすことになってしまいます。

枕

頸椎がズレたままだと肩や腰に負担がかかります。寝起きから痛みを生じることもあり、ひいては不眠症にもなってしまうことがあるのです。
たかが枕、されど枕なのです。

一番良いのは専門家にオーダーメイドの枕を作ってもらうことですが、ちょっと高価ですね。

 安眠枕のオススメアイテム


 57:足元を適温に

特に冬場は足もとが冷えるとそれだけで眠れなくなってしまいます。
厚めの靴下を履いているだけではまだ寒い。そんなとき役立つのが湯たんぽです。

寝るときではなく、少し前から布団の中に忍ばせておけば、布団はぬくぬく。当然足もとも温かいままなので、すっと入眠できます。朝方まで温かさが続くのも湯たんぽの利点ですね。

逆に夏場の暑い時季にも足もとにひと工夫。夏に活躍する扇風機ですが、一晩中点けっぱなしという人もいるかもしれません。
その扇風機、身体に向けずに、足もとに向けてみましょう。これだけでも充分寝つけます。身体に向けたままだと、翌朝ダルくなる人にオススメです。

湯たんぽ
▲湯たんぽで足もとをあったかく

 湯たんぽのオススメアイテム


 58:難解な本を枕元で読む

あまり好きではなかった教科の授業中が眠くてしかたなかった記憶、ありませんか?

興味のない分野の話ほどつまらないものはありません。そして退屈となれば睡魔に襲われるのも道理です。

小難しそうな本
▲こんな本を読めばすぐ眠れそう

これを利用して、枕元に1冊本を用意しておき、就寝前に間接照明の下で読みましょう。興味がない分野であればあるほど読み進めればちんぷんかんぷんで眠くなるはずです。
くれぐれも続きが気になるような小説や、マンガを手に取らないこと。難解で不得手な分野が有効です。

身体の不調と安眠