親の生活サイクルが乱れると、子供にも影響が
仕事が終わってから帰宅して、夕ご飯作って、食べさせて、お風呂に入れて…なんてしていたら、いつの間にか時計の針は深夜を指しているなんて生活。夜遅くまで起きている子供が増えています。
子供には規則正しい生活をさせないと、と思いつつもその生活サイクルに慣れてしまって子供がなかなか寝てくれない。そんなことありませんか?
子供の夜更かしは成育にも悪影響ですし、社会生活的にもよろしくありません。寝付きの悪い子供を寝かせる方法、今日から実践しましょう。
92:昼間は外で元気よく遊ぶ
昼間に疲れれば、夜眠くなるという道理は大人だけに通用するものではありません。
子供だってしっかり昼間に体力を使えば夜はぐっすりです。
目の届くところに置いておかないと不安だからと、子供をついつい家の中で遊ばせていませんか?
晴れた日はなるべく一緒に外に出ましょう。できるならともに元気よく遊んであげるといいですね。ベビーカーに載せたまま家の近所をぐるっと散歩するだけではダメですよ。あくまでも子供に体力を使わせるのが目的です。
93:昼寝は早めの時間に切り上げる
小さな子は昼食後に昼寝をさせる家庭が多いですが、だらだら寝かせていると、そのぶん夜寝付きが悪くなり、夜更かしになってしまいがちです。
子供の成長には個人差がありますので、どの子供にも昼寝が必要というわけでもありませんが、午前中のヒートアップをクールダウンさせる機能としても昼寝は優秀です。
昼ごはんを食べさせて少ししたら、満腹に任せて眠りにつくのはとても良いこと。
ただ、やたら何時間も寝かせず、午後3時くらいには起こすようにしましょう。寝過ぎたり、夕方に昼寝すると当然夜眠ってくれません。
94:夜はタイムスケジュールを習慣化
夜はなんとなくお腹がすいてきたから夕食を準備して食べて、ダラダラ過ごしていれば気がつくともうこんな時間!と慌てて風呂に入れて、なんてことをしていると、生活のリズムが一定化しません。
20時に就寝を心がけるならば、その1時間前までには入浴は済ませ、夕食も1~2時間前までに済ませておきます。
するべきことをパターン化すると身体がそれに順応します。
95:寝る前に刺激を与えない
寝る前は神経を落ち着けてリラックスしたほうが眠りやすいという話は大人に限った話ではありません。子供でも同じこと。
であれば、就寝前に刺激を与える行動は控えさせた方が吉です。
テレビは消します。当然ゲーム機器もスイッチオフ。
部屋の明かりも落して、暗くしておきましょう。耳から入る刺激も控えます。静かな部屋で過ごし、親が絵本を読む小さな声だけという空間が理想です。
96:寝入りばなに付き添う
布団に入って電気を消せばすぐ寝てくれる、となれば何の苦労もいりませんが、なかなかそうはいかないもの。
傍らに付き添って、場合によっては添い寝して、手を握ってあげたり、心音に近いスピードで指でとんとんとリズムを打ってあげたり、子供が安心することをしてあげます。お気に入りのぬいぐるみや生地を置くのも効果的。
または絵本を読んであげたり、お話をしてあげて、ある程度の区切りがついたら電気を消してそのまま一緒に寝るふりをしてしまいましょう。
97:朝は早く起こす
朝の忙しい時間にちょこまか動かれると却って面倒だから、子供は遅めの時間に起こしてます、って人いませんか?
夜早く寝れば、朝早く起きるのは当然のこと。逆に言えば、朝いつまでも寝ているから夜眠れなくなるのです。
朝は遅くとも7時までには起こしましょう。朝の光をしっかり浴びることが大切。
そしてきちんと朝食を摂らせることも大事です。トリプトファンが含まれている食品を積極的に摂取すると効果アップ!